こんにちは。田舎で子育て×インドアJOY!のeBayセラーERIです。
- 遠隔地配送手数料って何?
- 手数料はどのくらいかかる?
- どうやって手数料を調べられる?
- eBayセラーはどう対処すればいい?
このようなお悩みを解決していきます。
遠隔地配送手数料という言葉は日本では使われることが少ないですが、eBayセラーが使用するクーリエ配送においてはよくある事例のひとつです。
遠隔地配送手数料はeBayセラーの利益に直結する部分なので、しっかりと理解しましょう。
今回は、遠隔地配送手数料の基本的な情報や調べ方、eBayセラーができる対処法などについてわかりやすく紹介するので最後までご覧ください。
クーリエの遠隔地配送手数料とは?
遠隔地配送手数料とは、eBayセラーもよく使うDHLやFedexなどといった国際宅配便(クーリエ)が独自に定める配達地域以外に配達するときに発生する手数料のことです。
日本国内で例を出すと、沖縄県や離島に配送するときに別途手数料がかかったり、送料が本土に比べて高額になる料金システムと似たような仕組みとなります。
日本国内であれば気にするほどの金額ではないこともありますが、海外に発送する場合の遠隔地配送手数料は利益が発生しないなどのトラブルが起きうるので対応方法をしっかり覚えましょう。
DHLとFedexのそれぞれの遠隔地配送手数料
ここでは、DHLとFedexの遠隔地配送手数料について、それぞれ紹介していきます。
DHLの遠隔地配送手数料
DHLの遠隔地配送手数料は、運送状1枚あたりにつき3,500円もしくは80円/kgのどちらか高い料金が適用されます。
たとえば商品と梱包を含めた重量が20kgの商品を遠隔地に配送する場合、遠隔地配送手数料は「80円×20kg=1,600円」もしくは「3,500円」のどちらかになりますが、3,500円のほうが高額となるため、遠隔地配送手数料は3,500円となります。
このように遠隔地配送手数料が決定し、43.75kgでちょうど両方の遠隔地配送手数料が3,500円になるため、基本的には43.75kg未満の荷物を配送する場合は3,500円の手数料がかかるというように抑えておくといいでしょう。
(参照:DHL「サーチャージ」)
Fedexの遠隔地配送手数料
Fedexの地域外配達料(遠隔地配送料)は、以下のとおりです。
- レベルA: 航空貨物運送状1件につき 370円
- レベルB: 航空貨物運送状1件につき 2,600円 または1kgあたり50円 のどちらか高い方
- レベルC: 航空貨物運送状1件につき 3,380円 または1kgあたり70円 のどちらか高い方
(引用:Fedex「ご利用にあたって(フェデックス・グローバル第三者国払い貨物専用)」)
Fedexでは郵便番号や地域によって地域外配達料は異なるため、このあと紹介する手数料計算ツールで調べるといいでしょう。
国際郵便や国際宅急便に遠隔地配送手数料は存在しない
eBayでの国際配送によく使われる「国際郵便(日本郵便)」や「国際宅急便(クロネコヤマト)」では、配送先の地域によって配送料が異なる料金システムとなっています。
そのため、「遠隔地配送手数料」のような別途発生する手数料は存在しません。
たとえば、DHLではハワイ州の離島(カウアイ島やマウイ島など)に国際配送する場合、DHLやFedexを利用すると遠隔地配送手数料が発生しますが、国際郵便であればアメリカ本土に配送するときと同じ料金で国際配送することができます。
「遠隔地配送手数料が発生しない=送料が安い」ではないことに注意すべきですが、遠隔地配送手数料が発生するサービスと発生しないサービスがあることを理解しておきましょう。
遠隔地配送手数料の調べ方
遠隔地配送手数料の調べ方としては、計算ツールを使用する方法もありますが、主に海外サイトとなるため、DHLとFedexが提供する計算ツールを使用することがオススメです。
それぞれの計算ツールの特徴は以下のとおりです。
FedEx | DHL | |
URL | https://www.fedex.com/en-us/online/rating.html | https://mydhl.express.dhl/ |
入力項目 | 発送元(国・郵便番号) 宛先(国・郵便番号) 荷物の重量・サイズ サービス種類(国際優先便・エコノミーなど) | 発送元住所(国・郵便番号) 宛先住所(国・郵便番号) 荷物の重量・サイズ |
調べられる情報 | サービスごとの送料 納期目安 遠隔地サーチャージも自動判定して反映 | 配送日数の目安 送料(基本料金+サーチャージ) 遠隔地料金が該当すれば反映 |
特徴 | 各サービスの料金を比較しやすい Tier A/B/C の遠隔地も自動計算 | 送料と納期を同時に確認できる DHL独自の「3,500円もしくは80円/kg」の遠隔地料金を自動反映 |
どちらのサイトも日本語に対応しており、発送元や配送先などの情報を指示通りに入力するだけで遠隔地配送手数料を含めた配送料を調べることができます。
遠隔地配送手数料が発生したときeBayセラーがするべき対処方法
遠隔地配送手数料が発生したときeBayセラーがするべき対処方法は以下のとおりです。
- 購入者に負担してもらう
- eBayセラーが負担する
- 出品時に遠隔地を対象外にする
- 配送会社を比較して安い業者を選ぶ
- あらかじめ価格に含めておく
それぞれの対処法について詳しく紹介します。
①購入者に負担してもらう
購入後にバイヤーに連絡して、遠隔地配送手数料が発生する旨と手数料を負担して欲しい旨を伝えて負担できるか打診することもできます。
当然購入者としては料金が高くなるので手数料の支払いに応じてくれないケースもありますが、交渉してみる価値はあります。
遠隔地配送手数料が発生した場合は手数料を負担してもらううねという文章を商品ページなどに記載しておけば、スムーズに交渉できるでしょう。
実際に追加料金をもらう場合は、Paypalを使いましょう。
相手のPaypalアカウントのメールアドレスが分かれば請求書を送って送金してもらうことができます。
②eBayセラーが負担する
遠隔地手数料をバイヤー側に求めた際に、断られたり、注文キャンセルになるリスクもあります。
キャンセルになるくらいだったら薄利や多少赤字になったとしてもセラー側で負担したほうがいいかもしれません。
③出品時に遠隔地を対象外にする
離島といった明らかな遠隔地については配送対象外についてから出品することで、そもそも遠隔地配送手数料が発生しないようにすることができます。
④配送会社を比較して安い業者を選ぶ
先ほどもお伝えしたとおり、遠隔地配送手数料が発生しない配送業者もありますので、料金を比較してもっとも配送料の安い業者を選ぶことで負担を軽減できます。
⑤あらかじめ価格に含めておく
遠隔地配送手数料が発生しても問題ないようにするために、配送料を価格に含めた料金設定をすることで、利益率を下げることなく遠隔地配送手数料を支払うことができます。
ただし、商品価格が高くなればなるほど商品が売れにくくなる可能性が高くなることには注意が必要です。
まとめ
国際配送のなかでも離島などに配送する場合は遠隔地配送手数料が発生することがありますので、あらかじめどのくらい手数料が発生して、どのような対処をするべきなのか知っておくことが大切です。
遠隔地配送手数料はeBayセラーの利益率にも大きく影響する部分ですので、しっかりと理解しておきましょう。
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