「うちは小さなカメラ屋だから…」と諦めていませんか?
最近、カメラ業界で面白い現象が起きています。地方の小さなカメラ店が、実は世界中のお客様に商品を届けているんです。
「でも、うちは実店舗の小売りだけだし、ネットショップなんて難しそう…」
そう思われる気持ち、よく分かります。でも実は、カメラというのはネット販売との相性が抜群に良い商品なんです。今日はその理由と、初心者でも始められる方法をお話しします。
なぜ今、カメラ店にネットショップが必要なのか
スマホでみんな写真を撮る時代になって、カメラ市場は縮小したと言われています。
でも実は、本格的なカメラを求める人や、古いフィルムカメラを愛する人は確実に増えているんです。
ただし、こういうお客様は近所にはあまりいません。日本全国、いや世界中に散らばっています。だからこそ、ネットショップが必要なんですね。
実際のデータを見ると、カメラのインターネット販売は全体の約2割まで成長しています。つまり、実店舗だけだと、5人に1人のお客様にしか届けられていないということです。
実店舗とネットショップ、どう違うの?
お客様の数が圧倒的に違う
実店舗だと、お店に来てくれるのは近所の方が中心ですよね。どんなに頑張っても、商圏は車で30分くらいの範囲です。
でもECサイトなら、日本全国どころか世界中がお客様になります。「そんな古いレンズ、誰が買うの?」と思っていた商品が、実は海外のマニアには宝物だったりするんです。
ある地方のカメラ店の体験談を紹介します。
「うちのような地方のカメラ店では、昔からマニュアルレンズやフィルムカメラの愛好家が多いとはいえ、最近はやはりデジタル主流。
古いレンズは店頭でなかなか動かず、3ヶ月ほど棚に置かれたままのことも珍しくありません。
ところが先日、その“売れ残り”だった古いマニュアルレンズを試しに海外向けのネットショップに出してみたところ——
なんと翌日に注文が入りました。
しかも、販売価格は国内相場のほぼ2倍。
正直、最初は半信半疑で始めた海外販売でしたが、こんなに反応が早いとは思いませんでした。
日本製の古いレンズは、海外ではまだまだ人気が高いんですね。
店頭では埋もれていた商品でも、ネットを通じて世界に目を向ければ、思いがけない価値を見出してくれる人がいる。
そんなことを実感した出来事でした。」
商品状態の詳しい説明ができる
カメラって、説明したいことがたくさんありますよね。でも店頭だと時間に限りがあるし、他のお客様も待っています。
ネットショップなら、写真を何枚でも載せられるし、詳しい説明も好きなだけ書けます。
- シャッター回数は何回か
- レンズにカビはないか
- どんな傷があるか
全部正直に見せられます。
実はこの「正直さ」が、ネット販売では一番大切なんです。嘘や誇張がない説明をすると、返品がほとんどなくなります。
逆に、何かしら「カビ・クモリあり」など状態が良くない商品であっても、需要があるのがカメラのいいところ!
データで売れ筋が分かる
実店舗だと「なんとなく、この機種がよく出るな」という感覚で仕入れますよね。
でもネットショップだと、どのカメラのページを何人が見て、何人が買ったか、全部数字で分かります。
- 見られているけど買われない=値段が高い
- あまり見られない=写真や説明が悪い
といったことが、はっきり分かるんです。
これが分かると、どのカメラをいくらで買い取れば良いかも分かってきます。
ネットショップを始める3つの方法
カメラのネット販売を始めるなら、主に3つの選択肢があります。それぞれ見ていきましょう。
方法①自分のお店のホームページを作る
ShopifyやBASEといったサービスを使って、自分のネットショップを作る方法です。
良いところ
- 手数料が安い(売上の3〜5%程度)
- お店のデザインを自由にできる
- お客様のメールアドレスが手に入る
大変なところ
- お客様を自分で集めないといけない
- 最初の設定が少し複雑
- 広告費が毎月10〜30万円くらい必要
初心者には少しハードルが高いかもしれません。特に、お客様を集めるのに半年以上かかることが多いです。
方法②楽天やYahoo!ショッピングに出店する
すでにお客様がたくさん集まっているショッピングサイトに、自分のお店を出す方法です。
良いところ
- 最初からお客様がいる
- システムを作らなくて良い
大変なところ
- 手数料が高い(売上の8〜15%)
- 値段で比較されやすい
- 他のお店に埋もれやすい
新品カメラを安く売る大手がたくさんいるので、中古カメラやヴィンテージカメラを扱う小さなお店には少し厳しい環境です。
方法③海外のお客様に売る
ここからが本題です。実は日本のカメラは、海外でものすごく人気があるんです。
よく外国人観光客が首からNikon・Canonのカメラをぶら下げていませんか?
日本のカメラは壊れにくいし、丁寧に作られている。ということを世界中のカメラ愛好家は知っているのです。
国内では「古くて売れない」と思っているカメラが、海外では「Made in Japanの名品」として高値で取引されています。フィルムカメラ、古いレンズ、90年代のデジタルカメラ、すべてに需要があります。
なぜeBayがおすすめなのか
海外販売と聞くと「英語ができないし…」「発送が大変そう…」と思いますよね。
でも実は、eBayというサイトなら、英語が苦手でも海外販売ができます。その理由を説明します。その理由を説明します。
①日本のカメラ市場として世界最大
eBayのカメラカテゴリーは、毎月1,200億円以上の取引があります。しかも、古いカメラやレンズの市場は毎年15%ずつ成長しています。
つまり、あなたの店の古い在庫を欲しがっている人が、世界中にたくさんいるということです。
②「日本から届く」というだけで信頼される
日本のカメラ店は、世界中で信頼されています。なぜなら、日本人は商品の検品が丁寧で、梱包も丁寧だからです。
実際、同じカメラでも「日本から発送」というだけで、他の国より平均23%高く売れるというデータがあります。
あなたの普通の仕事ぶりが、海外では「特別なサービス」として評価されるんです。
③オークション形式で適正価格が分かる
「この珍しいカメラ、いくらで売ればいいんだろう?」って悩みますよね。
eBayはオークション形式なので、欲しい人たちが競って値段を付けてくれます。安すぎて損することも、高すぎて売れないこともありません。
しかも面白いテクニックがあります。
それは「オークション終了時刻を海外の夜に合わせる」こと。
ヨーロッパの人に売りたいなら日本時間の早朝2〜4時、アメリカの人に売りたいなら昼12〜14時に終了設定すると、入札が約2倍に増えます。
相手が仕事から帰って、のんびりスマホを見ている時間に終了するようにするんですね。
④発送が意外と簡単
「海外発送なんて無理!」と思いますよね。でも実は、eBayには「公式配送サービスSpeedPAK」があります。
これを使うと、FedExやDHLといった国際配送会社と割引料金契約をしていないセラーであってもお得に利用できます。
追跡付きなので、安心して海外の購入者のもとへ届くようになっています。

⑤売れにくい商品ほど売れる不思議
実店舗やAmazonでは「売れ筋商品」が大事ですよね。でもeBayでは逆なんです。
「他では買えない珍しい物」に価値があります。
店の奥で埃をかぶっている古いストロボ、廃番になったフィルター、変わったカメラストラップ、こういう物を探している人が世界中にいます。
実際にどうやって始めるの?
難しそうに聞こえたかもしれませんが、実はとてもシンプルです。
ステップ1:写真を撮る(一番大事!)
ネット販売では、写真が8割です。カメラ屋さんなら、良い写真は撮れますよね。
大事なポイントは4つだけ:
- 白い背景で撮る(清潔感が出る)
- 傷や汚れも隠さず撮る(信頼が増す)
- ファインダーの中も撮る(状態が分かる)
- 付属品を全部並べて撮る(何が付いてくるか明確)
完璧な写真はいりません。正直な写真が一番売れます。
ステップ2:商品説明を書く
英語が苦手でも大丈夫です。簡単なテンプレートを用意しておけば、数字だけ変えて使い回せます。
例えばこんな感じ:
Canon AE-1 Film Camera [Good Condition]
- Shutter: Tested, works perfectly
- Meter: Works correctly
- Lens: Clean, no fungus
- Body: Some small scratches (see photos)
- Includes: Body, Lens, Cap, Strap
- Ships from Japan with tracking number
これで十分です。Google翻訳やChatGPTを使えば、さらに良い文章にできます。完璧な英語じゃなくても、世界中の人が買ってくれます。
ステップ3:値段を付ける
これも簡単です。eBayで同じカメラを検索して、「Sold listings」(売れた商品)を見れば、実際に売れている値段が分かります。
おすすめの値付け方法:
- 市場価格を調べる(例:eBayで10,000円で売れている)
- オークション開始価格を6〜7割に設定(6,000円スタート)
- 「今すぐ購入」価格を2割増しに設定(12,000円で即決可)
こうすると、急いでいる人は高く買ってくれるし、オークションで競争させることもできます。
ステップ4:発送する
売れたら、日本郵便のEMSか、DHLなどの国際宅配便で送ります。追跡番号を忘れずに。
発送したら、すぐに追跡番号をメッセージで送りましょう。これだけで、お客様の評価がぐっと良くなります。
「返品が怖い」という方もいますが、正直な説明をしていれば返品率は1%未満です。むしろ「返品できます」と書いたほうが、安心して買ってもらえて売上が15〜20%増えます。
お店とネットショップ、両方やるメリット
実店舗をやめる必要はありません。むしろ両方やると、すごく良い循環が生まれます。
こんな流れができます:
- お店で新品の高級カメラを売る
- 下取りした中古品をeBayで世界に売る
- 海外でどんなカメラが人気か分かる
- その情報でお店の買取価格を調整する
- お店の信頼と実績をネットショップにも活かす
この仕組みを作ったお店は、売上が40〜60%増えています。
今日から始める3つのこと
難しく考えすぎないでください。まずは小さく始めましょう。
今日できること:
- eBayのアカウントを作る(30分、無料)
- 店の在庫から10個選ぶ(長く残っている物でOK)
- スマホで写真を撮って1つ出品してみる(1時間)
初期費用はゼロです。売れてから手数料が引かれる仕組みなので、リスクはありません。
最初の1個が売れると、すごく嬉しいですよ。しかも予想より高く売れることが多いんです。
小さなカメラ店こそ、世界に飛び出そう
「うちみたいな小さな店には無理」
そう思っていませんか?でも実は逆なんです。大手にはできない、専門店ならではの目利きや、丁寧な検品、愛情こもった梱包。これが海外のお客様に一番喜ばれます。
地方の小さなカメラ店が、世界40カ国に商品を届ける。そんな時代が、もう来ているんです。
あなたのお店の棚で眠っているカメラが、地球の反対側で誰かの宝物になる。そんな瞬間を、一緒に体験してみませんか?
難しく考えず、まず1つ。試してみてください。きっと新しい世界が開けますよ。
そんな私ですが普段はeBayでカメラをメインに販売しています。
まだeBayを始めていない人やカメラ初心者の人にとっては難しそうかもしれませんが、まずは実際やってみることが大切です!
何かご質問がありましたら、LINE登録やメール登録後のアドレスから私、ERIへ連絡ください。
カメラ知識ゼロの状態からeBayカメラ輸出を始めて人生が変わった。という私の経験が、このブログを読んで下さった方のお役に立てるかもしれないという思いでノウハウの発信をしています。
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