こんにちは! 田舎で子育て×インドアJOY!のeBayセラーERIです。
- 送料が高い国からの注文で赤字になっちゃうけどどうしたらいいの?
- 送料が高い国は全部、発送除外国にしてしまっている
- 国ごとにもっと細かく送料設定したい!
このようなお悩みを解決したいと思います。
私の以前のeBayのシッピングポリシーの設定では、「アジアは全部一緒の送料」という感じでざっくりとしたエリアごとの送料設定でした。
そうなるとアジアに含まれている一部の高い送料の国(中東あたり)へ送る際は
送料で赤字になることもあり、ちょっとした悩みでもあったんです。
ですが、シッピングポリシーの中にあるShipping rate tables(シッピングレートテーブル)を知ってからは
国ごとの送料をより細かく設定をできるようになり、
送料が高くて発送除外国に指定していた国にも、このシッピングレートテーブルで適切な送料設定をすることで
発送対象国にすることができました。
設定も簡単なので、ぜひ最後まで読んで少しステップアップした送料設定をしてみましょう。
eBayのシッピングレートテーブル(Shipping rate tables)とは?
シッピング レート テーブルはシッピングポリシー内にあり、rate tables(料金表)を作成することで、細かく国を指定して送料を設定していくことができます。
eBayのシッピングポリシーの画面でChoose custom locationから赤枠内にあるざっくりとした
国や地域であれば送料設定はできますが、それだと少し困ったことが起きます。
例えば中東(アラブ首長国連邦、イスラエルなど)はアジアに属しているので、赤枠の中にある「Asia」でまとめて設定されることになります。
ですが、FedExの送料を基準にした場合、中東は一般的なアジア(シンガポール、台湾など)への送料に比べて$5~$10ほど高くなる傾向があります。
送料でマイナスになってしまう可能性がありますよね。
しかも中東は意外にも注文が多いエリアなので送料が高いという理由で発送除外国にしてしまうのはもったいないかもしれません。
中東に限らず、個別で送料を設定することで送料で赤字にならず
しかも発送対象にできるなら、販売先の拡大にもなり売り上げにもつながりますね。
シッピングレートテーブル(Shipping rate tables)で国ごとの料金表を作成する方法
あらかじめ作成したシッピングポリシー内で、シッピングレートテーブルという国ごとの料金表を作って細かい送料設定をしていきます。
まだシッピングポリシーを作ってないという方はこちらから↓↓↓
eBayのシッピングポリシー 配送設定を初心者向けに解説してみた
International shipping rate table(アメリカ以外の料金テーブル)
International Shippingの欄に表示されていないアフリカやアジア諸国等の送料を国単位で設定することが可能です。
左上 「Hi ○○! > Account settings > Business Policies 」から細かく送料を設定したい「Shipping policy」を選択し「Edit policy」をクリック
今回は1kgの送料別のシッピングレートテーブルを作成します!
例として、クーリエ(FedEx)の送料を基準に、中東のシッピングレートテーブルを設定していきます。
お手元の料金表の金額を見ながら進めてください。
アメリカ以外の国の送料を細かく設定する場合は、
「1kgのシッピングポリシー内 > Shipping rate tables > Apply international shipping rate table > Create rate tables」をクリック
以下のようなShipping rate tables(シッピングレートテーブル)の画面になります。
「Table Name」はバイヤーから見えるものではないため日本語で分かりやすくしてもOK。
発送方法によって「Expedited、Standard、Economy」 に枝分かれします。
Table Name ・・・「1kg Fedex」
Region・・・「Middle East」 (Add regions/statesをクリックしてから国や地域を選択)
Select shipping service ・・・「Expedited International Shipping」
Cost・・・FedEx料金区分IまたはHの金額
「Save」をクリック
UAE(アラブ首長国連邦)は区分I、イスラエルは区分Hになりますが
料金の差があまりないので、今回は「Middle East」として同じテーブルにしています。
また送料無料のシッピングポリシー内のシッピングテーブルの場合は、Cost欄はアメリカ宛の料金表との差額を入力することになるので注意してください。
シッピングポリシーの画面に戻るので、
「Apply international shipping rate table」にチェック
「1kg Fedex」を選択し「Save」でシッピングレートテーブルの設定完了です。
Domestic shipping rate table(アメリカ国内の料金テーブル)
アメリカ国内の送料を各州やアメリカ保護国ごとに設定することができます。
アメリカ保護国は「US Protectorates」と表記され、以下が対象地域となります。
- アメリカンサモア
- グアム
- マリアナ諸島
- マーシャル諸島
- ミクロネシア
- パラオ
- プエルトリコ
- USバージン諸島
アメリカ保護国宛のクーリエだとかなり送料が高いので、発送除外国に設定している方も多いようですが、
こちらも料金テーブルを作成すれば発送対象にすることができます。
今回は1kgの送料別のシッピングレートテーブルを作成します!
例として、クーリエ(FedEx)の送料を基準に、アメリカ保護国のシッピングレートテーブルを設定していきます。
お手元の料金表の金額を見ながら進めてください。
「1kgのシッピングポリシー内 > Shipping rate tables > Apply demestic shipping rate table > Create rate tables」をクリック
「Table Name」はバイヤーから見えるものではないため日本語で分かりやすくしてもOK。
発送方法によって「Expedited、Standard、Economy」 に枝分かれします。今回はクーリエ発送のため「Expedited」
Table Name ・・・「1kg Fedex」
Region・・・「Other-US Protectorates」 (Add regions/statesをクリックしてから国や地域を選択)
Cost・・・FedEx料金区分Dの金額
「Save」をクリック
シッピングポリシーの画面に戻るので、
「Apply domestic shipping rate table」にチェック
「Save」でシッピングレートテーブルの設定完了です。
クーリエでの発送の場合、同じアメリカ宛でも西側とその他の州で送料が変わる場合があります。
州ごとに送料を設定したい場合は シッピングポリシー内 > Shipping rate tables > Apply domestic shipping rate table> Create rate tables から以下のように州名が表示されるのでチェックを入れてから送料を入れてください。
発送除外国の見直し
シッピングレートテーブルで国ごとに細かく送料設定をすることができたので、
国の情勢や配送事情に問題のない国であれば、発送除外国のチェックを外していきます。
今回だと、アラブ首長国連邦とイスラエル、アメリカ保護国(US Protectorates) の料金表を設定できたので
各シッピングポリシーの発送除外のチェックを外していくという流れになります。
この際にかならずFedExの発送できない国を確認してから外しましょう。
※2023年11月現在 ロシア、ウクライナ、ベラルーシはFedex発送停止国
まとめ
今回は、Shipping rate tables(シッピングレートテーブル)を使って国ごとに細かく送料を設定する方法を紹介しました。
送料が高いからという理由で発送をあきらめていた国も
この方法を使うことで送料赤字を最小限に抑えられますね。
特にeBayのカメラというジャンルはアメリカだけでなく数多くの国へ売れるので
発送除外国を減らすことは、売り上げにも直結していきます。
そんな私ですが普段はeBayでカメラをメインに販売しています。
まだeBayを始めていない人やカメラ初心者の人にとっては難しそうかもしれませんが、まずは実際やってみることが大切です!
何かご質問がありましたら、LINE登録やメール登録後のアドレスから私、ERIへ連絡ください。
カメラの知識ゼロの状態からeBayカメラ輸出を始めて人生が変わった。という私の経験が、このブログを読んで下さった方のお役に立てるかもしれないという思いでノウハウの発信をしています。
まずは自分の力で10万円稼ぎたいと思ってる方やeBayカメラ輸出に興味を持っていただけた方に、ゼロから月収10万円までのロードマップ【Camera First Manual】をプレゼントしています。
(クリックしてエラーになった場合プレゼント配布期間が終了しています。)
コメント