こんにちは。田舎で子育て×インドアJOY!のeBayセラーERIです。
- バイヤーから「インボイスを送ってください」と言われたけど何を送ればいいの?
- インボイスって何?
- インボイスを発行する場面
- インボイスを送る方法が知りたい
このようなお悩みを解決していきます。
バイヤーから「インボイスを送ってください」とメッセージが来る場合がありますが、
「Invoice」で翻訳すると「送り状」や「請求書」など複数の意味があり、一体何を送ればいいの?と思いますよね。
eBay輸出でよく使われる単語でもあるインボイスの意味や、それらに関するバイヤーへの対応方法について詳しく解説していきますのでぜひ最後まで読んでください。
eBay輸出での【インボイス】とは?
eBay輸出で使う「インボイス」とは3つの意味合いがあります。
- バイヤーへの請求書(Invoice/インボイス)
- 商業送り状(Commercial Invoice/コマーシャルインボイス)
- 消費税還付で使う請求書(Tax Invoice/タックスインボイス)
それぞれ用途が全く違うので詳しく説明していきます。
①バイヤーへの請求書(Invoice/インボイス)とは
請求書(Invoice/インボイス)とは、その名の通りではあるのですがバイヤーが支払うべき金額がわかる書類です。
eBayにはインボイス(請求書)を発行してバイヤーへ送る機能があります。
バイヤーから「インボイスを送ってください」と言われた場合は、”バイヤーへの請求書”という意味であることがほとんどだと思います。
発行する場面や方法については後述します。
②商業送り状(Commercial Invoice/コマーシャルインボイス)とは
商業送り状(Commercial Invoice/コマーシャルインボイス)は、日本での輸出通関時と相手国での輸入通関時に必要となる書類です。
輸入国はコマーシャルインボイスに基づいて取引内容を正確に把握した上で適切な関税を課しています。
以下のような内容が記載されている書類です。
- 発送人(セラー)の情報
- 荷受人(バイヤー)の情報
- 貨物(商品)の内容
- 数量
- 重量
- 貨物(商品)の価格
- 署名
コマーシャルインボイスを印刷したものを発送用ラベルと一緒に同封、または税関へ電子送信する必要があります。
電子送信した場合は同封する必要はありません。
配送会社によってインボイスの様式は異なりますが、FedEXの場合このような書類です。
作成はHIROGETEやe-ligiの発送ツールからラベル印刷すると自動で作成して電子送信もできます。
今回は区別できるように「コマーシャルインボイス」と書いていますが、単に「インボイス」と呼ばれることの方が多いので請求書と混同しないようにしましょう!
ブラジル、チリなどの一部の国へFedExで送る場合、ETDが利用できません。
紙ベースでインボイスを印刷して宛名ラベルと同封する必要があるので、忘れることのないようにしましょう!
③消費税還付で使う請求書(Tax Invoice/タックスインボイス)
eBayで輸出販売した際の消費税還付を受ける場合には、eBayへ支払った月ごとのTax invoiceが必要になります。
経理を税理士さんへ委託している場合はTax Invoiceのデータも提出して経理処理してもらいます。
「Seller Hub」>「Payments」>「Reports」>「Tax invoices」>「See all」をクリックします。
「Summary download」は手数料概要(PDF形式)、「Detail download」は手数料詳細(CSV形式)でダウンロードすることができます。
PDF形式だと月ごとのeBay手数料や税金の一覧がこのように表示されます↓↓↓
①Final value fees・・・バイヤーが商品購入を確定した際の落札手数料
②Promoted listing fees・・・プロモーテッドリスティング(広告)の利用料
③International fees・・・海外決済手数料
④Subscription and onetime fees・・・eBayストア料など
⑤Total taxable amount at 10%・・・消費税課税対象となる手数料金額の合計
⑥JCT at 10%・・・日本の消費税10%分
⑦Total in USD at 10%・・・⑤+⑥のタックス合計
⑧Total non-taxable amount・・・消費税非課税となる手数料金額の合計
⑨Total current invoice in USD・・・消費税を含めた手数料金額の合計
バイヤーへインボイスを発行する4つのケース
通常の取引であれば、請求書を発行しなくても販売が可能ですが、発行するケースを4つ紹介します。
①バイヤーから「インボイスを送ってください」と発行を依頼されたとき
バイヤーからインボイスの発行を求められた場合はeBay上から簡単に請求書をおくることができます。
すぐに対応できるように発行手順を覚えておきましょう。
②落札後の支払いが遅れていてバイヤーに決済をお願いするとき
オークション出品時によくあるのですが、落札後の支払を忘れられているパターンです。
バイヤーに落札できたことを知らせるためにも、インボイスを発行して支払いをしてもらいましょう。
③同梱発送などで、送料を変更したとき
複数購入してくれた商品が同梱可能なものであれば、できる限り送料の割引をしてあげると親切かと思います。
同梱によって送料が変更になった場合は、支払い金額の確認のためにもインボイスの発行が必要になります。
④送料が設定されていない国に送る場合で送料確定後金額を知らせたいとき
シッピングポリシーで送料設定されていない国に商品を送る場合は、個別に送料を設定して対応する必要があります。
バイヤーに確定した送料や総額を確認してもらうためにインボイスを発行しましょう。
バイヤーにインボイス(請求書)を送る方法
バイヤーが決済を行う前であればセラーは請求書をeBay上で送信することができます。
「Seller Hub」>「Orders」>「Awaiting Payment」>「Send invoice」をクリックします。
①同じバイヤーから購入された商品の一覧が表示されるのでまとめて請求したい分にチェックを入れます。
②追加請求や同梱割引などはプルダウンで選択し、金額を入力します。
③内容に間違いがなければ「Send Invoice」をクリックします。
これでバイヤーへのインボイス送信が完了します。
まとめ
eBay輸出で使う「インボイス」の3つの意味と、バイヤーへのインボイスの発行方法を解説しました。
今回の記事を読んでもらえれば取引の場面によって、どの書類が求められているかが分かると思います。
もう一つインボイスといえば・・・eBay輸出でのインボイス制度について確認したい方はこちらの記事をご覧ください。
そんな私ですが普段はeBayでカメラをメインに販売しています。
まだeBayを始めていない人やカメラ初心者の人にとっては難しそうかもしれませんが、まずは実際やってみることが大切です!
何かご質問がありましたら、LINE登録やメール登録後のアドレスから私、ERIへ連絡ください。
カメラの知識ゼロの状態からeBayカメラ輸出を始めて人生が変わった。という私の経験が、このブログを読んで下さった方のお役に立てるかもしれないという思いでノウハウの発信をしています。
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