eBay輸出のフリーリターン(返品無料)のメリットと設定方法!

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こんにちは! 田舎で子育て×インドアJOY!のeBayセラーERIです。

  • フリーリターン(返品無料)とは?
  • 返品無料で受け付けちゃうと返品が増える?
  • セラーにメリットはあるの?
  • フリーリターンの設定方法を知りたい

このようなお悩みを解決していきます。

eBayで色々なケースのリターンリクエストを受けてきた中で気づいた、フリーリターンの仕組みや大きなメリットを紹介していきます。

設定方法も初心者向けに解説しますのでぜひ最後までご覧くださいね!

目次

eBayのフリーリターン(Free Return/返品の送料無料)とは?

フリーリターンとは、返品の理由に関わらずセラーが返品送料を支払うという返品ポリシー設定のことですが、実はセラーである私たちのメリットにもなります。

返送料を支払うのに、セラーのメリットになるの?

知られざるメリットがあるので、このあとも読み進めてくださいね

eBayの推奨設定である「購入時の送料無料(フリーシッピング)」や「返送料無料(フリーリターン)」に設定すると

アイコンと共に「Breath easy: Free shipping and returns.(送料無料と返送料無料なので安心して購入できます」と表示されバイヤーにアピールできます。

フリーリターン(Free return/返品の送料無料)のメリット

SEOに強くなる

30日または60日のFree return(返品無料)に設定してあると、検索で上位に表示されやすくなります。

バイヤーの購入率(コンバージョン率)が上がる

返品不可よりも返品無料のストアから購入したいですよね。

バイヤーが購入する一つの目安として返品無料かどうかを見ている場合もあるのでライバルの差別化が図れます。

返品された商品が破損していた場合に部分返金が可能最大50%をeBayが保証)

これが1番のメリット 

eBayのセラー保護のひとつで、バイヤーから返品された商品が発送する前の状態と違っていた場合

セラーは全額返金でなく最大で半額の返金(部分返金)だけで対応することが許されています。

残りをeBayが最大50%を負担してくれる制度です。

返品されてきた中身が壊れてたとか、すり替えられていたというケースもあるようなので、そういった面では安心のセラー保護ですね。

それでも、バイヤーから「一部返金じゃなくて全額返金してくれ!」とクレームがあったときは

バイヤーからeBayへ連絡してもらうようにしましょう。

そうすることで、セラーの代わりにeBayが不足分を返金してくれます

(この時に、「残りはeBayが負担してくれるよ」とは積極的に言わない方がいいかもしれません。)

もし、返金してくれないという理由でネガティブフィードバックをされても、eBayに頼めば削除してもらえます

なお、80%以上の部分返金をおこなった場合は、eBayに支払っていた落札手数料が返ってくるので、

高額商品の場合は落札手数料の返金も考慮に入れましょう。

さらに高額商品が破損で返品されたときは損失も大きいのでフリーリターンにすることをオススメします。

セラーレベルがBelow Standardになるとフリーリターンを適用していても、部分返金機能は利用できません。

eBayが推奨している部分返金額の目安(eBayガイドライン)

返品商品の状態部分返金の目安
非常に良い
未使用で破損や改変がない
封印シールや真空包装が破られたり開けられていない
元のタグが商品についている
付属の証明書が含まれている
減額なし
比較的良い
元のパッケージがない
封印シールや真空包装は破られたり開けられたりしているが、商品の状態は変わらない
元のタグが同梱されているが商品についていない
5%~10%減額
やや問題がある
パーツが不足している
摩耗または使用の兆候が幾分見られる
商品がインストール済みである
元のタグがない
15%~30%減額
かなり問題がある
摩耗の兆候が激しい、またはバイヤーへの出荷時とコンディションがかなり異なる
重要なパーツが不足している
商品に破損、傷、欠陥があり、整備や修理が必要
付属の真正性証明書、格付証明書、または鑑定書がない
開封されており再販売できない(生もの、酒、化粧品)

複数販売した商品の一部しか返品されなかった
35%~50%減額

「商品開封済みは5~10%減額」が目安ですが、
実際には50%も減額するというようなガイドラインで示される数値を超える減額を繰り返し、
不適切であると判断されるとアカウント停止も含めた厳しい処罰を受けることになるので気を付けましょう。

セラー保護適用の一部返金パターン例(140円/ドル)

商品  200ドル(28,000円)

輸出送料 3,000円

返送料  5,000円

【損失】

輸出送料+返送料=▲8,000円

【使用の兆候があり30%差し引いて一部返金】

200ドルのうち70%(140ドル)のみバイヤーへ返金

残り30%の60ドル(8,400円)はセラーの元へ

【結果】

8,400円8,000円=400円

商品に使用感があるのでやや価値は下がってしまいましたが、輸出送料や返送料などはカバーできたことになります。

フリーリターン(Free return/返品無料)のデメリット

  • バイヤー都合の返品(気に入らない・サイズが合わない等)理由であっても基本的にはセラーが返送料を負担しなければならない。
  • 送料が高い大型商品の返品は負担が大きい

結論、フリーリターンに設定することをオススメします!

メリットがかなり大きいので総合的に考えればデメリットは気にするほどのものではありません。

フリーリターンにしたらたくさんリターンリクエストが来そう・・・

そんなこともないですよ。返品率はほんの数%で件数自体は少ないです。

フリーリターン(Free return/返品無料)の設定方法

左上 Hi ○○!> Account settings > Business Policies > Create policy > Returnをクリックしていき

返品ポリシーの作成画面を開きます。

「Create return policy」返品ポリシーの作成画面

「Policy name」に任意のタイトルをつけておきます。ここはバイヤーから見える部分ではないので

日本語で分かりやすく書いてもOK!

Domestic returns(日本国内からの返品)とInternational returns(海外からの返品)どちらも同じ記載で大丈夫です。

Allowed within・・・商品到着後何日以内なら返品可能かを「14Days、30Days、60Days」から選びます。ここはeBay推奨でもある30Daysもしくは60Daysを選択しましょう。

Return shipping paid by・・・返送料をどちらが負担するか。「Free for buyer, you pay」にして返送料はセラー負担にしましょう。

Refund method…返金方法は「Money back or replacement」返金もしくは商品交換対応を選びましょう。

「Save」をクリックしたらフリーリターンの返品ポリシーの完成です。

あとは出品時に以下のように、作成したフリーリターンポリシーのタイトルが表示されていれば

フリーリターンの返品制度が適用されることになります。

発送時と異なる状態で返品された場合の部分返金の方法

バイヤーから返品されて届いた商品に破損や欠陥があり、

全額返金ではなく部分返金(最大50%までを差し引いてから返金)する方法を説明します。

返品商品が届いてから、「Seller Hub」>「Orders」> 「Returns」>「Refund buyer」をクリックする。

Refund the buyerの画面でDeduction(差し引き)の隣にある「Edit」をクリックすると差し引く金額を設定できます。

「Dedution reason(部分返金となった理由)」にチェックを入れ、

「Original shipping(送料別に出品していた場合)」は返金するように「ON」にします。

「Comments」には部分返金となった理由を詳細に書き商品の状態が分かる画像を添付してから「Next」をクリックします。

「Review and refund」という画面になるので、返金内容を最終確認して

「Refund now」をクリックすると返金手続きが完了となります。

eBayでの取引が少ないうちは、部分返金のボタン「Edit」が表示されないことがあります。

セラーレベルがトップレイテッドセラーになってから表示されることもあるようです。

ですが、部分返金が使えないとしてもセラー都合の返品理由では、返送料はセラー負担です。

どちらにしてもフリーリターンに設定しておくといいですね。

地道に販売を積み重ねていけばいつかは部分返金ができるようになりますよ。

また、リターンリクエストを開かれていない段階で、メッセージのみで返品を受け付ける場合も

部分返金のセラー保護は使えません。

その場合はバイヤーにリターンリクエストをしてもらいましょう。

ノーリターン(返品不可)や返送料バイヤー負担の設定をするとどうなる?

「返品不可」や返送料バイヤー負担の設定にすることは可能です。

しかし、「商品に問題あり」などのセラーに非がある理由でのリターンリクエストだと、どちらにしても返送料をセラーが負担しなくてはならないので返品不可にする意味はあまりなさそうです。

基本的に商品が到着してから60日以内のリターンリクエストであればなんらかの対応をしなくてはいけません。

むしろSEOが下がる可能性があるので、おすすめはしていません。

  • ノーリターン(返品不可)のリターン設定画面
  • 返送料バイヤー負担のリターン設定画面

まとめ

フリーリターンに設定すると、セラー保護を受けることができ部分返金機能が使えるメリットがあるんでしたね!

セラー・バイヤーともに安心の返品制度であるフリーリターンで出品をしていきましょう!

そんな私ですが普段はeBayでカメラをメインに販売しています。

まだeBayを始めていない人やカメラ初心者の人にとっては難しそうかもしれませんが、まずは実際やってみることが大切です!

何かご質問がありましたら、LINE登録やメール登録後のアドレスから私、ERIへ連絡ください。

カメラの知識ゼロの状態からeBayカメラ輸出を始めて人生が変わった。という私の経験が、このブログを読んで下さった方のお役に立てるかもしれないという思いでノウハウの発信をしています。

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